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銭湯で感染しない、妊娠したら産婦人科でHIV検査

病原体

HIVは空気や水に触れたら生きていけないため、銭湯で感染することはありません。
たとえ感染者と同じ湯につかったとしても、感染者からどのような体液が出ようと、水に触れた瞬間にウィルスは死ぬからです。
HIVはヒトの体内でしか生きられません。

体外に出た体液の中にいて、空気にも水にも触れなければ生存していますが、例えば銭湯やトイレで、感染者の血液がついた場所にべったりと座り込むということをしなければ、心配はありません。
体液の中でも感染率が相当高い血液であっても、皮膚についた程度では感染しません。
しかし、粘膜についたら感染する可能性があります。
銭湯では座り込む前に、水洗いする習慣をつけておくのが望ましいでしょう。
水に触れたらウィルスは死滅します。

妊娠した場合は、産婦人科でさまざまな検査をする際に、HIV検査も受けておきましょう。
胎児に垂直感染する事態を防ぐために、心当たりがなくても万が一のことを考えて検査しておけば安心です。
万が一感染していた場合でも、感染を防止する出産方法が確立していますので、垂直感染はほぼ防げます。
日本では帝王切開の方法をとります。
帝王切開で感染する確率は1%未満です。
母乳にもHIVは含まれていますので、授乳はせず、人工栄養を用います。

妊娠すると、相当体力を消耗します。
心当たりがない場合は妊娠前に検査をする必要があるとは言えませんが、感染機会があったことを認識している場合は、ぜひともHIV検査を受けておきましょう。
早期発見して抗HIV薬を適切に服用し、HIVの数を検出できないくらいにまで減らせれば、垂直感染を、より防ぎやすくなります。
妊娠、出産、子育ての体力を保っておくためにも、早期発見は大事です。